■始めたきっかけ
本屋に中学生が来なくなったのは、中学生の読む本が揃っていないからだという発想から、「書店主などが実際に読んでおもしろかった本」を基準に、店主が自ら選んだ「中学生に読ませたい500 冊」を掲げるとともにブックレットを作成するなどのキャンペーンを展開し、父母、教師とともに青少年の読書活動の推進に当たってい
る。この他、いじめに悩む子どもたちに向けたキャンペーン「君たちを守りたい」など、本を通じた各種の活動を進めている。
■活動の頻度
(ア)「本屋の親父のおせっかい「中学生はこれを読め! 」」をキャッチフレーズに、中学生向けのコーナーを設置し、手作りのポップにより、書店主が実際に読んで面白かった本を紹介し、父母とも連携した読書活動を進めている。
(イ)平成16 年に第1 回を開催し、6 回目を数える。
(ウ)参加書店は全道29 店あり、主催が北海道書店商業組合、北海道新聞社、後援が札幌市PTA 協議会となっている。
(エ)中学生、父母等を巻き込んだ読書活動に発展している。
(オ)北海道、札幌発の活動として、全道はもとより、熊本県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、石川県に活動が波及している。
■今後の目標
読書の推進につながる様々な事業を多様な人々を巻き込みながら、さらに展開していきたい。
■設立したきっかけ
1973 年家庭文庫として出発。その後地域のニーズにより地域文庫として移転。2008 年6 月からそれまでの活動場所であった市の施設が廃止になったため、地域の空店舗を借りた独自施設で活動を継続している。
■会員の確保や継続するために取り組んでいること
本に囲まれた子どもが安心して過ごせる居場所作りをし、子どもたちの成長を見守りながら本を購入し、定例で子どもと本をつなぐお話会などを行っている。文庫祭り、クリスマス会などでオリジナル
人形劇などを上演するたんぽぽ文庫劇場活動を会員外の地域の子どもたちにも呼びかけ行っている。定例日の工作の他に夏・冬休み工作会を企画し、地域の多数の子どもの参加を得ている。
■本や読書に関する情報など読書活動を実施する際の情報の入手方法
JPICの「この本読んで」から情報を得て講演会などに参加。東京子ども図書館の「こどもとしょかん」を定期購読しブックトーク講座などに参加。教文館「ナルニア国」メール通信。児童書書店(クレヨンハウスなど)で新刊書の情報を得ている。
■活動の頻度
定期開館(2009 年度115 日)。図書の貸し出しは毎週火・金曜日、毎月第1土曜日に行い、蔵書数7,600 冊となっている。また、会員数は延べ702 名である。健常児、障がい児共に小学生を中心に幼児〜高校生まで。
○ミニシアター(月1回)
・人形劇
・ペープサート
・わらべうた
○お話会(月1回)
・絵本の読み聞かせ
・ブックトークを行っている。
■今後の目標
アットホームな環境で子どもたちが自然と本を手に取ることができる居場所作りの活動を充実させたい。わらべうたを取り入れながら赤ちゃんと絵本を結ぶ会などを企画したい。今年度に行う「絵本作り」ワークショップなども引き続き行いたい。現在町内会館へ出張活動(文庫劇場)を行っているが、更に団体貸し出しなども含め行いたい。
蔵書数:106,971(うち児童書28,162)
蔵書に占める子ども用図書冊数の割合:26.3
開館時間:火〜金10 時〜18 時/土日9 時〜17 時
児童室の有無:有
児童室の規模:約25 u
図書館の目標など:
◇ 市民の文化教養を高める機能の充実
◇ 子どもたちの読書推進の環境づくり
◇ 地域コミュニティーの拠点づくり
◇ まちづくりの情報交流・発信機能の充実
おはなし会
ブックフェスティバル
■定期的に行われている取組の概要
○おはなし会
毎月第2 土曜日及び毎週水曜日(年間47 回)
乳幼児〜 小学低学年、年間約1,140 名参加
絵本読み聞かせ・紙芝居・パネルシアター
エプロンシアターをボランティアとの協働で開催している。
○えいごのおはなし会
毎月第3 土曜日、乳幼児〜 小学高学年、毎回約30 名参加
英語の絵本読み聞かせ・パネルシアター・英語のうた等を米国人ボランティアの協力で開催している。
○乳幼児7 ヶ月検診時の家庭の読み聞かせ啓発活動
毎月1 回、乳幼児7 ヶ月検診時に保護者に絵本読み聞かせの勧めをボランティアとの協働で実施している。年間約180 名参加
■イベント的に行われている取組の概要
○こどもの図書館まつり
毎年こども読書週間に開催、約1,000 名参加
おはなし会・1 日図書館員・こどもの古本市
絵本展示・紙工作教室等をボランティアと実行委員
会を組織して実施している。
・他の図書館や学校と協力・連携した取組
○ブックトラック事業
新刊児童書約35 冊×8 トラックを全小学校に通年で
巡回貸出
○ブックフェスティバル
道立図書館と連携、児童書の大量貸出と読み聞かせ
会の実施 小学校3 校(H21 年度)
貸出冊数2,735 冊
○学校図書館運営相談・支援
学校へ司書等を派遣し図書館運営支援
図書館改造支援 小学校1 校(H21 年度)
図書整理登録支援 小学校1 校(同上)
○学校支援読み聞かせボランティア派遣
社会教育課との連携による学校支援ボランティア登録派遣及びボランティア専用文庫の創設・貸出
○読み聞かせボランティア研修会
年1回 10月開催 約40名参加
■成果と課題
家庭における親子読書の理解が進み、おはなし会への新たな参加も増加傾向にある。市立図書館と読み聞かせボランティア及び学校との連携が強化されたことから、市立図書館における児童書の貸出しが、この2 年間で約7,000 冊の増加になっているが、今後、利用の急増に伴う児童書の子供たちへの充分な供給体制づくりが必要である。「すべては子どもたちのために!本の楽しさ・すばらしさを伝えます」
蔵書数:185,714
蔵書に占める子ども用図書冊数の割合:3 8 , 7 7 3( 2 0 . 9 % )
開館時間:火〜金曜 10:00〜20:00/ 土・日曜 10:00〜18:00
児童室の有無:有
児童室の規模:262 u
図書館の目標など:
・ 図書館は、情報をあらゆる市民に提供する。
・ 図書館は、人と本、人と人との出会いの場となる。
・ 図書館は、市民の暮らしに役立ち、市民の幸せをつくり、街を発展させる。
・ 学校図書館の支援、指導と連携で子ども達に豊かな読書環境を。
図書館フェスティバルでのパネルシアター
■定期的に行われている取組の概要
○読み聞かせの開催( 毎週水曜、53回、49 1 名参加)
○子ども読書週間( 図書展示、おはなし会の開催等 延1 2 0 名参加)
○ブックスタート事業
7 〜 8 ヶ月乳児健康相談の赤ちゃんに絵本を手渡す( 通年事業 年間1 5 回、パックプレゼント数2 9 6組)
■イベント的に行われている取組の概要
○図書館フェスティバル( 6 月開催、6 日間 延べ3 0 0 名参加)
○図書館まつり( 10 月に実施、10日間、延4 0 0 名参加)
○夏休み企画(クイズ大会、映画会等)
1 4 日間、延3 0 0 名参加
・他の図書館や学校と協力・連携した取組
・学校図書館支援として団体貸出や学校図書館整備への職員派遣、「朝の読書活動」への支援等学習支援や読書支援等。
貸出実績: 小中学校延1 3 8 校3 , 5 5 7冊、幼稚園、保育所1 0 園1 4 3 冊
・第4 8 回読書感想文コンクールの実施。
応募総数:小中学校 2 3 校、2 5 0編。
■成果と課題
【成果】
・ボ ラ ン ティアとの共同で読み聞かせの定期開催や、ブックスタート事業の実施等で、「本」を通して親子の絆を深め、読書の楽しみを育むための子育て支援事業として図書館の活動が定着している。
・学校図書室への団体貸出等の実施、支援で読書環境の整備がすすめられた。
【課題】
・子ども達の読書要求に応える図書館の取組みや図書の充実。
蔵書数:23,957
学校司書の有無:有
勤務形態:---
司書教諭の有無:有
教育目標・読書活動に関する目標、標語など:
■教育目標
○ 知性を高め、創造性豊かな生徒
○ 自由を尊び、責任をもつ生徒
○ 健康に努め、実践力のある生徒
■読書活動に関する目標、標語など
【目標】
『朝の読書』などを通して、生徒の図書館利用を推進し、読書習慣を形成させる。読み聞かせやブックトークを通じて読書に対する理解の深化に努める。(朝読書の標語)
・みんなでやる・毎日やる・好きな本でよい・ただひたすら読む
幼稚園での読み聞かせの様子
■定期的に行われている取組の概要
○全校一斉「朝の読書」(毎日8:35〜8:45)
・「朝読」支援のための図書館早朝開館
・各クラスへの学級文庫の設置
・担任も一緒に行う「朝読」実施(11年目)
・「朝読アンケート」の毎年実施
・「朝読アンケート」集約結果を踏まえた教職員研修会の開催(平成12年から毎年実施)
○図書局員による「読み聞かせ」(年3回)
○お薦め本「ブックトーク」(平均月1回)
「映画化された本」「恋愛がテーマの本」等設定したテーマに沿って、図書局員が参加者へ、本の紹介を行う。(昼休み)
○「図書オリエンテーション」(年1回)
新年度始めに、図書館利用について1年生全員を対象に指導する。
○図書新聞「ブックサロン」の発行(年1回)
■イベント的に行われている取組の概要
昨年度、近隣の幼稚園を訪問し、『絵本』の読み聞かせを連続3日間行った。
■成果と課題
【成果)
○「朝読」の継続実施により生徒の読書習慣の定着を図ることができた。(現在も継続中)
○「朝読アンケート」の実施により生徒自身の取組に対する振り返りと、読書意欲の喚起につながっている。
○生徒主体で行う取組により、思考力や言語能力を高める読書活動が推進されている。
【課題】
○国語力の向上に結び付ける読書活動の確立
○地域に貢献できる読書活動の一層の充実
蔵書数:11,253
学校司書の有無:有
勤務形態:専任
司書教諭の有無:有
教育目標・読書活動に関する目標、標語など:
■教育目標
◎意欲をもって自ら学ぶ
◎正しく判断し協力して活動する
◎広い視野と豊かな心をもつ
◎生命を尊び健やかでたくましく生きる
■重点教育目標
「心豊かでたくましく学ぶ喜びあふれる生徒の育成」
■読書活動に関する目標
◎読書活動を通して活字に親しみ、ことばを学ぶ事から豊かな感性・思考力・創造力を磨き、生活を潤いのあるものにする。
○学校図書館を活用し、さらに読書に親しめる条件づくりの推進
○読書の時間を設定し、本に親しみ読書する習慣の形成
○朝読書の積極的な推進
○市立図書館・学校司書やボランティア活動との連携の充実
■イメージ・テーマ
「花、歌、あいさつ、ボランティア、読書」
「家読(うちどく)研修会」図書委読み聞かせ
@)定期的に行われている取組の概要
・朝読書毎日登校時刻5分前に全校生徒が登校を終え、静かに10分間の朝読書に入る。
・図書の貸し出し毎日(特に、読書を強調してすすめる週間では朝の貸し出し)
・昼の校内放送での読み聞かせ定例生徒会図書委員会、PTAボランティア(読書活動推進委員)による読み聞かせ(生放送、録画)
・PTAボランティア活動週1回程度図書館内の装飾、本の修理、読み聞かせの準備
・学校司書による図書館利用に関わる指導4月新1年生
A)イベント的に行われている取組の概要
・生徒会図書委員会による読書推進のための様々な企画(新刊紹介など)
・「よみかたりの会」秋〜冬(音楽や落語と連携した企画など)
・校区内小学校への読み聞かせ訪問(1つの学年が多くの班に分かれ、1〜3年の学級に訪問しゲーム、読み聞かせで交流)
■成果と課題
@)朝の生活習慣の確立(生徒の落ち着きや学習に向かう雰囲気の醸成)
A)読書意欲の向上(進路の選択の契機にも)
B)学力の向上(結びついたとの意識)
C)開かれた学校づくり(PTA、地域との連携およびボランティア活動への意欲化)
今後は、さらに読書を活用した教育活動を工夫し、読書意欲の向上、読書を通じた言語活動の充実、心の育成など今必要な生きる力をしっかりもった生徒の育成に努める。
蔵書数:1 5 , 9 9 5
学校司書の有無:有
勤務形態:札幌市学校図書館地域開放協 議会より依嘱
司書教諭の有無:有
教育目標・読書活動に関する目標、標語など:
■教育目標
人間味豊かで実践力に富んだ子どもの育成
■読書活動に関する目標、標語など
○ 朝の読書など、さまざまな読書活動を積極的に取り入れ、読書に親しむ機会を充実させる。
○ 学校図書館地域開放事業との積極的な連携を図る。
( 地域開放図書館10周年記念事業より)
■定期的に行われている取組の概要
【朝の読書】
・毎日8時30分〜8時40分
・全学級で実施
【読み聞かせ】
・毎週1回
・開放図書ボランティアと教職員とがシフトを組み、全学級で実施
【札幌市寄託図書の活用】
・過去5年間に利用した300冊以上の寄託図書をリスト化
・イベント的に行われている取組の概要
【全校一斉読み聞かせ】
・毎年1回実施
・児童は紹介プリントをもとに読み聞かせの教室を選択
・成果と課題
○児童の読書に対する興味・関心が高まり、読書習慣と落ち着いた学習態度が形成されてきた。
○学校図書館地域開放事業との連携をさらに強め、読書と学習の両面で使いやすい図書館経営を一層推し進めていきたい。
蔵書数:12,679
学校司書の有無:有
勤務形態:常勤
司書教諭の有無:有
教育目標・読書活動に関する目標、標語など:
■教育目標
基礎基本をしっかり身に付け、心身ともに健康で人間性豊かな子どもの育成
○思いやりのある子(情) 『あいさつ』
○がんばりぬく子 (意) 『夢』
○よく考える子 (知) 『楽しさ』
○たくましい子 (体) 『笑顔』
■教育活動実践目標
「あいさつ・夢・楽しさ・笑顔いっぱいの子どもの育成」
○確かな学力の向上
○思いやりや命を大切にする心の育成
○健やかな身体の育成
■読書活動に関する目標
教育実践目標に「心豊かで思いやりのある子ども」「読書が好きな子ども」を掲げ、学校研究で読書活動部会を設立し、様々な読書活動の推進に取り組んでいる。
学校図書館での授業の様子
○定期的に行われている取組の概要
・朝読書を全校一斉に毎日始業前に10分間実施(週に1度、教員も参加)
・図書室の終日開放(朝・大休み・昼休み・放課後の貸出し)
・図書館便りを月2回発行(保護者への家読の啓蒙も含めて)
・全学年に読書TTが読書教材を中心とした授業への関わり(TTでの授業、関連図書や資料の紹介など)
・全学級を対象とした年度初めの図書館利用指導(5,6年生は、市立図書館で実施)
・全校に学級文庫を配布、市立図書館団体貸出文庫を希望クラスに配布
・リクエスト本は配本車(毎日運行)により市立図書館や他校から借り受けし、児童に提供
・教科書の参考図書紹介
・新聞を活用した授業の推進
・調べ学習コンクールの推進
・図書ボランティアによる本の読み聞かせ(月2回)や室内装飾など、保護者や地域住民と一体となった活動を展開
○イベント的に行われている取組の概要
・「読書まつり」を12月に実施。読書月間として幻燈会・落語会・栞作り・読書貯金通帳の記入(6年間で読んだ本を記入し、卒業時に児童にプレゼント)
・年間を通した教師による読み聞かせ(月に2〜3回)
・読書アンケートの実施(年度末)
・地域ボランティア寺子屋プラザ(土曜開催年5回)
○成果と課題
読書好きな子が多く、参考図書を利用した授業を行うことで、児童が本に触れ親しみ、図書室利用が日常的に行えるようになっている。また、図書室は、朝の貸出しからいつもにぎわい、1日を通していつでも開館している憩いの場でもある。しかし、校内児童の読書アンケート結果から、学校での読書は定着してきたが、「家ではほとんど読書をしない」ことがわかった。今後は家読(うちどく)ができる環境をつくる取組を実施するとともに、図書館担当教諭と学校司書の連携により、児童一人一人が豊かな読書活動を行える学校図書館を目指したい。学校全体では、読書を活用した教育活動を工夫し、読書意欲の向上、読書を通じた言語活動の充実をはかり、情報活用能力を高めることで全ての学力の向上に結び付けていくことも課題である。
蔵書数:158891
蔵書に占める子ども用図書冊数の割合:30%
開館時間:10 時〜18 時/木曜のみ19時30分まで
児童室の有無:有
児童室の規模:116u
図書館の目標など:
生涯学習の拠点施設として、市民の様々な活動を支援すべく資料の収集・提供に努めると共に、市民が読書に親しむ環境づくりを構築・推進する。
長野ヒデ子さん講演会
登別市立図書館外観
・おはなし会(月4回)
・映画会(月2回)
・工作(月1回)
・ブックスタート(月1回)
・図書館まつり(年1回)
・ライブラリーツアー(年1回)
・講演会兼原画展(年2回程度)
蔵書数:9489
学校司書の有無:無
勤務形態:−
司書教諭の有無:有
教育目標・読書活動に関する目標、標語など:
■学校教育目標
『明るく豊かな心とたくましい体を持ち、
進んで自らを創造し実践する子どもの育成をめざす』
(知)すすんで考える子
(情)すなおで思いやりのある子
(意)ねばり強くやりぬく子
(体)明るくたくましい子
■平成23年度重点目標
『相手を思いやる心の育成』
〜やさしい言葉づかいで話しかける子〜
■読書活動に関する目標
朝の読書活動(読み聞かせ等)を継続し、心を耕す機会としての推進を図る。
■図書室に掲示している標語
よい本を読めば…
やさしい気持ちが心にたまる
正しい気持ちが心にたまる
強い力が心にたまる
ひろい知識が心にたまる
本の森
向小ブックツリー
■定期的な取組
【読書の日】(年一回、全校)
4月23日の子ども読書の日にあわせ、全校で読書活動を行う。今年度は『低学年:森ック(本校図書ボランティア)による読み聞かせ、中学年:すみれ文庫(地域図書ボランティア)による読み聞かせ、高学年:岸田典大さんによる絵本パフォーマンス』の内容で行った。
【読書週間】(春と秋の年二回各二週間、全校)
期間中は休み時間の他に朝の貸出しが行われ、毎日朝読書となる。今年度春の読書週間は『本の森委員会(児童図書委員会):オリジナルの本作り、森ック:スカイツリーに負けるな!目指せ634冊&6340ページ!向小ブックツリー!』等の企画が行われた。
【全校本開き】(年一回、全校)
最初の全校集会の日に、一人一冊(先生方も)本を持ち寄り、五分間の全校一斉読書を行い、本開きとする。
【全校朝読書】(毎週水曜日、全校)
【朝の読み聞かせ】(隔週水曜日、低学年)
【市立図書館との連携】(年一回、PTA)
PTAによる市立図書館から年200冊の長期貸出しの利用
【図書室環境整備及び日常業務】(毎週火・木曜日、森ック)
【ボランティア会議】(月一回、森ック)
【地域開放】(全児童登校日、地域登録者)
■イベント的な取組
【季節に合った飾り付け・各種コーナー作り】
(不定期、森ック、本の森委員会 等)
【図書の紹介、オリエンテーション】(担任からの要望があれば)
■成果と課題
○児童の読書に対する興味・関心が高まり、貸出し冊数が増えてきている。また、読む本の幅も広がり、抵抗なく様々な種類の本を手に取ることができるようになってきた。今後も読書の楽しさを味わえ、児童の読書の質が向上していくような取組を工夫していきたい。
●現在図書ボランティアの活動費や外部講師を呼んでの読書活動に予算付けがなく、活動に限界がある。せっかく子ども達が喜んでいる活動なので、しっかりと予算が配分され、個人の負担がなく進めていけたらと考えている。
●千歳市では市全体での図書データベースのシステムがなく、各学校独自でソフトを導入し、データベース化を行っている。これを統一化できれば、ない本を貸し借りしたり、同じテーマの本を多数集めて授業をしたりと、活用の幅が広がるのではないかと考えている。
当会は、昭和56年4月に町立図書館を利用しているお母さん達が、『子どもに本の楽しさを知ってもらいたい』と会員6名により発足しました。
読み聞かせの様子
紙芝居
【童話会】・【青空童話会】・【クリスマス会】等での本の読み聞かせの他に、紙芝居・人形劇・パネルシャッター・ペープサート・ゲーム等の活動を幼児・児童を対象とし、2ヶ月に一回程度の頻度で図書館で活動を行っております。
今後の活動として、少しでも子どもに本が楽しいものであると関心をもってもらえることを目標として活動を行っていきたいと考えております。
蔵書数:83493
蔵書に占める子ども用図書冊数の割合:30493冊 (36%)
開館時間:火〜日曜日 午前10時〜午後6時
児童室の有無:有
児童室の規模:44u(幼児トイレ含む)
図書館の目標など:
・生涯学習支援の強化と読書推進活動の充実
・読書環境の整備
・読書に親しめる事業の推進
図書館外観
■定期的に行われている取組の概要
○「おはなし会」 毎週土曜日 (幼児小学生対象)
第3土曜日はボランティアグループ「ポコ・ア・ポコ」が実施。
○「配本」 年間12回
小学校、中学校、保育所等の町内施設5ヶ所。
○「ブックトーク」 年間24回 (小学生対象)
○「ブックスタート」 年間6回 (0歳児健診会場にて生後5ヶ月以上の乳児対象)
■イベント的に行われている取組の概要 年間各1回
○「春のおはなし劇場」 (幼児小学生対象)
○「夏休み!図書館調べ物クイズ」 (小学生対象)
○「人形劇等公演会」 (幼児小学生対象)
○「ポコ・ア・ポコクリスマス会」 (幼児小学生対象)
○「冬のおはなし劇場」 (幼児小学生対象)
○「読書感想文コンクール」 (小学生・中学生・高校生対象)
■課題と成果等
○成果
ブックスタートの実施により、乳児連れの来館者が増え、絵本を通した子育てに関心が高まりつつある。
また、ボランティアや学校と連携を図ることで、おはなし会等各種イベントが定着してきている。
○課題
より多くの子どもたちに図書館を利用してもらえるように、子どもの興味関心を喚起するような事業を企画して、子どもたちの生活の中に読書の位置づけを高めるよう努める。
蔵書数:7531
学校司書の有無:無
勤務形態:―
司書教諭の有無:有
教育目標・読書活動に関する目標、標語など:
■教育目標
○あかるく
○かしこく
○なかよく
○たくましく
■読書活動に関する目標
○日常的に読書に親しみ,図書室を有効に活用する児童の育成
図書室の様子
お勧めの図書コーナー
■定期的に行われている取組の概要
○読書週間の設定(年4回/計5週間)
・登校後から1時間目始業5分前までの時間を活用した「朝読
書」を実施
・期間中,学校図書館から学級児童数+10冊程度の図書を教
師または児童が選定し学級で保管
・各階に図書委員の児童が選定した「お勧めの図書コーナー」
を設置
・図書委員の児童が各学級に訪問し,お勧めの図書を紹介
・読書週間用「読書カード」を全児童に配付し,読書量や取組
の振り返りを毎日記入
○読書賞の配付
・前期,後期の2回実施
・半年間の読書量が2000ページを超えた児童や,自己目標
ページ数を超えるなど努力の跡がみられた児童などを表彰
○昼の校内放送を活用した図書の朗読
・放送委員の児童が図書を選定し朗読
○学級担任による学校図書館の利活用に係る指導の実施
・5月上旬に実施
・司書教諭が指導案を作成し,それをもとに各学級で指導
○市立図書館の団体貸出サービスの利用
・学年及び学級でサービスを利用し,学級図書の充実を図る
■イベント的に行われている取組の概要
○図書館司書を招聘してのブックトークの実施
・全学級を対象に図書館司書が実施
・1年生は春に司書教諭が,秋に図書館司書が実施
■成果と課題
○成果
・児童の読書量の増加(読書の習慣化)
・自己の読解力,目的にあった図書を選ぶ(借りる)ことがで
きるようになってきた
・読書のジャンルが広がり,読書の楽しさを実感できるように
なった
○課題
・児童の嗜好や発達の段階に合った図書や各教科で利活用でき
る図書の充実
・主体的な利用を促すための学校図書館の環境整備の充実
・市立図書館やPTAとの連携
・読書量と学力(読解力)との相関
・各教科等における学校図書館の利活用の充実
■設立したきっかけ
1980年10月、旭川市に移住する前からストーリーテリングを学んでいた主婦が呼びかけ、14名(うち図書館職員2名)で「ストーリーテリング勉強会」が発足。まもなく、図書館に「おはなしの時間」がもたれるようになる。その後「旭川おはなしの会」と改称され、2010年、設立30周年を迎えた。
■会員の確保や継続するために取り組んでいること
○図書館との共催で「素語りの講座・たのしいお話」を実施。語りへの理解を得ると共に、受講者からの入会もあり成果があった。
○大人向けおはなし会の折に、会の活動を紹介したりパンフレットの配布をしている。
○市内一斉読み聞かせへの参加などを通して、他の読書サークルとの交流を図り、活動の幅を広げている。
■本や読書に関する情報など読書活動を実施する際の情報の入手方法
○定例会でブックトークを実施
○会の予算で活動に関する図書を購入
○絵本やわらべうたなどについて講師を招いての学習会を実施
○北海道語り手ネットワーク(道内の語りサークルや個人で構成)での情報交換
旭川おはなしの会30周年記念誌
■活動の頻度
○月2回の定例会で会員それぞれのおはなし(語り)を聴き合い、わらべうたや手遊びなどについても学ぶ。
○おはなし会は、子ども向けには「夏休みおはなし会」「クリスマスおはなしのおくりもの」があり、「図書館まつり」にも参加。大人向けには「大人が楽しむおはなし会」を年2回開催している。
○図書館のお楽しみ会で、月4回おはなしの時間をもっている。
○学校・保育園・市の施設などで定期的におはなしを語っている。
○年1回近郊の図書館や施設などを訪問し、交流や学習を深めている。
■今後の目標
○生き生きとした語りで「楽しいおはなし」を伝えていけるよう、これまでの活動を深化・発展させていく。
○多くの人たちに活動を知ってもらうよう、地域に広めていく。
蔵書数:304,591
蔵書に占める子ども用図書冊数の割合:79,628冊
開館時間:本館:火水木 9:30〜20:00 金土日 9:30〜18:00
児童室の有無:有
児童室の規模:549平方メートル
図書館の目標など:
北広島市図書館−過去・現在・未来にわたる知識の宝庫をめざします−
1 新鮮で魅力的な情報を提供します
2 洗練された学習機会を提供します
3 確かな記録を保存します
(「北広島市図書館資料充実プラン」より)
図書カード・かとうまふみ絵
児童図書学級巡回事業(豆次郎)
「北広島市子どもの読書活動推進計画(第2次)−伸ばそう!大志を育む読書の樹−」に基づき、本館および4分館において市民・学校と連携を取り、様々な取り組みを行っています。
■読書普及事業
図書館を拠点とする読書普及ボランティアの統合組織である図書館フィールドネットと連携し、年間40本程度の事業を行い、1万4千人弱(うち子ども1万人強)を集客しています。
■読み聞かせ等
図書館フィールドネット事業として、本館・各分館で共催実施しています。また、市内の小学校全校でボランティアによる読み聞かせ等が活発に行われています。
■児童図書学級巡回事業
学校における読書活動推進の要として、市内全小学校の全学級に35冊の児童書が入った木箱を設置し、巡回させています。巡回冊数は6685冊(35冊×190箱)。
■学校図書館リニューアル事業
各学校の実情に合わせ、図書館職員が学校図書室の書架や閲覧スペースの整備、図書の充実に取り組み、平成23年度中に、市内の学校14校(小学校8校・中学校6校)のうち、ほぼ全校で均一な環境が整いました。
■西部小分室整備
平成18年、輪厚地区に北広島市図書館分室と学校図書館が融合した西部小分館が誕生。一般と児童のそれぞれが独立した出入口を持つなど運営計画や設計検討の段階から融合型が考慮されています。
■学校図書センター設置
学校図書館における資料購入の迅速化やIT技術の導入による資料管理の合理化などのため、センター方式による統一的な整備や業務処理を行っています。
■連絡会・研修会
北広島市図書館を拠点として、子どもの読書推進に関わる多くの連絡会、研修会が実施されています。